申し訳無いブログ
SS載せるように発掘してみますたー。 甚句なんかも気が向けば・・・?
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another story extra「ぷら・ねっと」
「ただいま・・・」
誰もいないのに、つい言ってしまう自分に苦笑しながら、
私は部屋の明かりを点けた。
一人暮らしを始めて、もう三年になる。
友達は多いし、仕事も充実しているけれど、最近はこの部屋に戻って来ると、
どうしようもない寂しさを感じてしまう事がある。

疲れているはずなのに、眠れない・・・

部屋が広く感じる・・・

静かな部屋に耐えられなくなって、私は携帯電話を手に取った。

話し中、留守番電話・・・
こんな時に限って、誰とも電話が繋がらない。
仕方なく、私はテレビの電源を入れた。
ドラマにニュース、バラエティ。
チャンネルを何度も切り替えながら、この寂しさを紛らわせようとするけど、
最期には諦めてテレビを消した。

ため息さえも響くような部屋に、不意に携帯の着メロが鳴り響く。

「はい・・・え、お母さん!?
どうしたの?・・・声が聞きたくなった?
・・・うん、こっちは大丈夫だよ。
仕事もうまくやってるし・・・うん、うん・・・大丈夫。
そっちは元気?・・・うん、お父さんにもよろしく言っておいてね。
それじゃ、切るね・・・おやすみなさい」

電話を切ると、今度はメールの着信。
さっき電話をした友達だった。

『どうした~? 私の声でも聞きたくなったか? この寂しがりやさんめ!(笑)』

「・・・プ、アハハ。バーカ」
私は大きな声で笑って、ほんの少しだけ泣いた。
心が、軽くなった気がした。
ふと外を見ると、星が綺麗に輝いていた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

っつーわけで、「ぷら・ねっと(Platonic network)」でした。
最近またアナザーストーリーを書きたいな、と思っているのですが、
これは新しく書いたものじゃありません。

確か・・・いつだったかな、桜の話を書いた時についでで勢いで書いて送ったものです。
最後の下りがほぼおんなじなので、時期的に桜の話が採用されたのですが、
個人的にはこっちも同じくらい好きです。

何にも代え難い、そのものでしか埋められない何かが、きっと誰にでも、いくらでもあって、
それが埋まらない時、埋まった時の感情ってどんなかな~と、想像して書いた物語。
なので、自分にそんなことがあるのかと聞かれれば、それはあったかもしれないし、
なかったのかもしれません。
きっとその感情って、周りからは見えないけど、自分にとってすら
良く分からないモノなんじゃないかと、たまに思うのです。

そんな気持ち、自分すらも解ってない気持ちが、少しだけでも
誰かに伝わって、分かってもらえたなら、それはやっぱり代え難いのです。

また何か、こんな駄文を思いついた日には書きます。
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