申し訳無いブログ
SS載せるように発掘してみますたー。 甚句なんかも気が向けば・・・?
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お茶を濁す形ですが
書き始めよう、と思ったのは良いけど、ちょっと忙しかったり
風邪ひいたり他の体のパーツがしんどかったりで始められませんでした。

なんで、まずは仲間内で見てもらっていた小説を軽く載せていくことから始めたいと思います。
出来合いのものになります、どうもすみません。まあ、謝る相手もいませんがね!
そんなわけで失礼します。


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 第一話「Family」その1


 目の前に群がる魔物たちを、どれだけ倒してきただろうか・・・
 100を超えたあたりからは、面倒になって数えるのをやめた。
 全ての敵を倒し、君を助けるまで、俺は倒れる訳にはいかない・・・

 俺は、君を、守る・・・!!

 「なーんて時に、回復財が無くて格好悪い思いをしないために!
 買って満足! 使って安楽! 手作り白ポーションはいかが?」
 プロンテラの街の真ん中、賑わう露店の中で高らかに声を張り上げる新米アルケミスト。
 それが私、満足安楽の姿であり、まさに今、お仕事中なのです。
 通り過ぎていく人の中、私に向かって歩いて来る知った顔を見つけた。
 
 「よ! そこの流行最先端の青ハイプリのお姉さん!
 うちは青ポも扱ってるよって待って待って、通り過ぎないで萩原さーーん!!」
 「・・・安楽、あなたもふざける相手は選ばないといけませんよ?」
 あと、前口上も長いです、なんてため息をつきながら通り過ぎた分だけ戻ってくる萩原さんに、私はカバンの中から取り出した、小さな袋を手渡した。
 「これ、頼まれてたアイテム売れたからその代金だよー」
 受け取った萩原さんは「いつもありがとうね」と、ホッとした笑顔を浮かべた。
 萩原さんほどのレベルの冒険者は、普通に狩りをするだけでもかなりの儲けになるはずだけど、
どうも貯金が増えることが少なくて、貧乏みたい。
 無駄遣いしているようには見えないんだけど、やっぱり原因はあるのだった。

 「でもさー、萩原さん。もう少し値段設定を高くしてもいいと思うんだよね」
 そう、萩原さんに頼まれる代理露店の値段設定は毎回毎回安すぎる。
 良くて市場の底値、安い時はさらに安い。 
 勿論すぐ売れるのはいいことだけど、いくらなんでももったいないと思う訳で。
 私としても、こういう話を萩原さんには振りたくないんですけど・・・
 
 ほら、こう、商人魂がね!!

 今もやっぱり困った顔で「でも、こういうのを考えるのは苦手で・・・」とか言ってる萩原さんに、私はもう一度、強く言ってみる。
 「ほらほら、私なら専門だし、もう少し高く売れるよ? 買った人としても安すぎると不安になるしさー、良い物には良い値段、これが常識! 安い分だけ萩原さんが損するのも、やっぱり良くないと思うんだ!」
 私に任せてみてよ、と胸をドンと叩いて主張した。
 首を傾げて悩む萩原さん。
 むぅ、もう一押しか・・・と、

 「そうッスねぇ・・・例えば利鞘をどっかのケミさんがくすねるとか、ッスか?」

 心臓が飛び出るかと思った。
 誰もいないはずの私の背、ほぼ0距離から届く声。
 小さい声で、私にだけ聞こえるような、密やかな脅迫。
 こんなことができる知り合いを、私はほぼ一人しか知らない。


                                                   続く
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